FUJING

エベレスティングをモデルにしたプログラム

世界中のどこでも好きな坂を選び、1回のアクティビティで累計標高がエベレストの標高8,848メートルを超えるという過酷なチャレンジプログラム「エベレスティング」があります。
これはメルボルンを拠点とするサイクリストグループ”ヘルズ500″が公式ルールを制定、管理、エベレスティングの成功者を殿堂入りメンバーとして表彰しています。
フジングはエベレスティングをモデルにつくられたヒルクライムチャレンジプログラムです。

フジングと命名

日本には世界的にも有名な富士山があります。日本最高峰、標高3,776メートル。
ここを目標としたチャレンジプログラムは、調べる限り単発イベントや個人的なもの以外ほとんど見かけません。
そうであれば通年でチャレンジできるプログラムを作ろう!ということになり、2025年より日本最高峰を目指すチャレンジプログラム「フジング(fujing)」をスタートさせる予定で進めています。公式ルールを固めつつ、ボーソークライマーズで管理、フジング達成者をフジングウェブサイトに記録、公開していく予定にしています。

フジングロゴ
フジングの公式コース

管理上の都合で日本のどこの坂でも、というわけにはいかず千葉県君津市にある「鹿野山」の坂を公式コースとしました。
鹿野山は日本一平均標高の低い平らな県にある、富士山の標高の約1/10程度の、標高379mです。
鹿野山のふもとにある秋元郵便局を坂の低点に、頂点は鹿野山の頂上部にある九十九谷展望公園としました。往路となる登りの獲得標高は291m。このコースを13往復すると累計標高3,783メートルに達し、富士山の標高を超えることになります。
登り往路は3.4キロメートル、往復13回で88.4キロメートル。区間の最高勾配は12.8%という急坂が待ち受けている難コースになります。

フジングの公式コース

フジングの拠点

秋元郵便局の近くにあり、サイクリストの拠点化を進める「清和地域拠点複合施設(旧秋元小)」(愛称おらがわ:君津市西粟倉36)がフジングの拠点となります。この施設は、無料駐車場(要予約)、トイレ利用、休憩、水補給、飲料自動販売機の利用、簡易工具類が用意されています。
なお国民の祝日(元日、成人の日、建国記念の日、天皇誕生日、春分の日、昭和の日、憲法記念日、みどりの日、こどもの日、海の日、山の日、敬老の日、秋分の日、スポーツの日、文化の日、勤労感謝の日)は施設の休館日になり、施設内(トイレ利用、簡易工具類)の利用はできません。
ちなみに頂点の九十九谷展望公園に屋外トイレがありますので祝日でもチャレンジできます。

アンケートを実施

「清和地域拠点複合施設」に立ち寄るサイクリストの皆さんにフジングについてアンケートやヒヤリングを実施した結果は以下の通りでした。

アンケート

A:フジングのようなチャレンジプログラムに興味はありますか? ない36% ある64%
B:獲得標高3,776メートルくらい楽勝? なんとか25% 無理74% 余裕1%
C:フジングに挑戦したい? 参加したい31% したくない69% 

公式ルール

●日をまたがず1回のアクティビティで完走を目指してください
●日の出時間から日の入り時間までに完走してください
●日の出時間以前のスタート、日の入り時間以降のゴールは完走者として認められません
●チャレンジ途中の休憩、食事、機材メンテナンス等は自由です
●設定区間13往復で完走となります
●完走申請のない場合かつ走行記録がない場合は、完走者として認められません
なお、上記公式ルールは2024年10月時点のものです。公式ルールは各方面の意見を参考に適宜更新されます。

運用ルール

●年間を通して開催されています
●秋元郵便局を低点、頂点は九十九谷展望公園としています
●トラブル回避の観点から悪天候下でのチャレンジはご遠慮ください(冬季は路面氷結します)
●フジングウェブサイトよりエントリーができます
●何度でもチャレンジすることができます
●秋元郵便局をスタート地点となります
●13回目の九十九谷展望公園到達で完走とします ●完走後、数日中に完走者自身が完走申請を行ってください
●走行の記録を録るアプリが必要となります(ストラバ等)
●アプリ上の計測差を考慮し、設定コース13往復分の距離もしくは累計獲得標高相当と確認できれば完走とします
●完走後、数日中に本人が完走申請を行ってください
●完走が認められた完走者はフジングウェブサイトに記録が掲載されます
●フジングはチャレンジプログラムであり、レースやイベントではなく、自由に参加できる個人サイクリングとなります
●機材トラブル含め、各種トラブルはチャレンジャー自身で解決してください
●自転車保険の加入は必須です
なお、上記運用ルールは2024年10月時点のものです。運用ルールは各方面の意見を参考に適宜更新されます。